ご挨拶
2024年度、新たな未来を創造する。
2024年(令和6年)度が始まりました。日頃より法人事業運営にご理解ご協力を賜りありがとうございます。また、多くの支援者のお力添えによって、本年度もグループ全事業が新年度を迎えられましたこと、心より感謝申し上げます。
さて当グループでは、近年建築設備工事が進められおり、2018年の「みのり保育園」に始まり、2021年には特養「さくらガーデン」、そして2023年にはありまこうげんホスピタルA-wing棟および外来N棟が建設されました。これまで7年の歳月をかけて「未来構想プロジェクト2020」から「きらきら構想プロジェクト2025」において各プロジェクトを推進してまいりました。現在もA-wing棟療養ガーデンや駐車場の整備等外構工事が進められておりますが、今年度中の完成を見込んでおります。各施設をご利用の皆さまには、工事中の騒音や大型車両の往来に大変ご迷惑ご不便をおかけしており、この場をお借りしまして深くお詫び申し上げます。今後も療養環境の改善への取り組みにともない、引き続き解体工事や外構工事が続きますこと、何卒ご了承のほどお願いいたします。
2024年度は、「ありまこうげんグループきらきら構想2030」における新規事業を展開していきます。「食・リハビリテーション・高齢者ケア」について、新たな未来を創造する新マスタープランを立案し、これからの新しい精神科医療と高齢者医療の未来展望を明確にしていきます。さらに、働く環境、学ぶ環境をより良いものにし、そして楽しむ環境を少しでも多く取り入れ、皆さまに喜んでもらえる施設、事業活動となるよう邁進してまいります。
今年度のテーマは「質の向上、すべてを仕組み化する」です。常に医療介護ケアの本質が厳しく問われる時代です。だからこそ私たちは、基本に忠実に「品質」というものにこだわり続けていくことが大切だと思っています。精神科医療の未来を見据えた療養環境の改善、働き方改革と人財育成に注力した勤務環境の充実、新しい仕組みづくりに積極的に取り組みます。病院・老健・特養等、当グループが目指す「利用者さまと共に歩み、仲間と共に解決し、地域と共に生きる」の実現に向かって、今年度も頑張ってまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。
ありまこうげんグループCEO /
社会医療法人 寿栄会・社会福祉法人 愛寿会
理事長 鈴木 実